数諸N後の衰退など微塵も考えられなかったこの時代・・・。
高級娼婦たちを使って、時の権力者を裏から操作していた政治集団が存在したのです。
しかし、あるスキャンダルをきっかけにその政治集団は解散を余儀なくされて、そしてついに
スタッフも国家から追われる立場となったのです。
もちろん、この政治集団の中で娼婦育成を担っていたフォスターも例外ではないのです。
”女性を扱う腕は右に出るものはいない”、とまでいわれた彼も、今はひっそりと息を潜めて、
落ちぶれた生活に甘んじているより他はなかったのです。
ドレッド帝国は隆盛を極めて、フォスターとメイドたちも奇妙な愛情によって結ばれていました。
そこに新たな仲間の、チェリーも加わったが、そんなとき追いつめられるように富と権力の拡大に
駆り立てられるドレッドによって、メイドたちの心も傷つきバランスを失ってゆくのでした。
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